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茶碗子の水

  • proefu5
  • 2016年6月27日
  • 読了時間: 1分

石峰山への道中、曲がり角に小さなポンプを見ることができます。

こちらは「茶碗子の水」(ちゃわんこのみず)

はるか昔、ある茶人が使いの者に宇治川まで水を取りに行かせたところ、

水をこぼしてしまった使いの者がこの井戸の水を代わりに持って帰りました。

茶人はこの水が宇治川の水でないことに気付きましたが、

水のあまりの美味しさにとても喜んだと言います。

これ以降、茶人はこの水を愛用し、

秀吉も愛用するほどの名水として語り継がれてきました。

茶碗子の水は宅地開発により枯れてしまいましたが、

2014年に町内会によって保全活動が行われ、

京瓦や花々によって装飾され、

ポンプによって水を汲み上げられるようになりました。

飲み水ではありませんが、

備え付けの杓子で花々へ水をあげることができます。

町内の宝をみんなで成長させていく、素敵な試みでした。

〜アクセス〜

京阪深草駅下車徒歩約10分

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このページは、

伏見区で発掘した魅力を

「視覚・味覚・触覚・聴覚・嗅覚」

そして、五感では表現できない

「心」を加えて

6つのカテゴリーに分け

話の種・行動の種を

生み出していくページです。

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