人馬一体
5月5日の子どもの日に
藤森神社で毎年行われる駈馬神事に足を運んできた。
駈馬神事とは?
簡単に言うと、走る馬の上で技を披露するもので
1,200年前から続いている歴史ある伝統行事である。
また、昭和58年から
京都市指定・登録文化財-無形民俗文化財に登録されている。
駈馬の技は、
① 手綱潜り
② 逆乗り
③ 矢払い
④ 横乗り
⑤ 逆立ち
⑥ 藤下がり
⑦ 一字書き
の7つの技が披露される。
私が現場に着いたのは13時前だがこの時点で超満員!
しかも、ゴールデンウィークの最終日である子どもの日ということもあって
子連れの人がたくさん!
そして、待つ事30分…
本日の主役が登場。
馬って足の筋肉が凄い!!
蹄の音が響かせながらどんどん駈けていく。
そしてとうとう、駈馬神事のメイン「藤下がり」
絵にするとこんな感じ…
画力はさておき…
走りだす前の乗子さん(馬に乗る方)の
引き締まった表情と
家族に向けた握り拳が印象的でした。
藤下がりは「圧巻」の一言。
技が決まると今日一番の歓声が!!
最後に一字書きを披露。
加速していく馬の上で手綱を放すと勇気がいるだろうなと…
ちなみに、今年の一字は「山」でした。
全ての技が終わり藤森神社が拍手で包まれました。
まさに「人馬一体」
人と馬だからなせる技なんだなと実感。
今回記事にするにあたって、
ビシッと!決まる写真が撮れなかったのが残念…
しかし、さすが勝運の神様を祀る「藤森神社」
「勝つためには準備が大切」と教えられた気がする。
来年はもっと「ウマい」写真を撮ってやるぞ!!
そんな冗談は置いといて…
歴史と伝統のあるこの藤森という地で
目の前を駈けていく馬たちの姿が
子どもたちの心にインパクトを与えたに違いない。
〜種知識〜
地元のおじさんによると13時の部と15時の部があるが、
13時の部は13時半から
15時の部は15時10分から馬が走りだすとのこと。
藤森神社へのアクセス
京阪墨染駅から徒歩7分